おーるほわいと

普通の人の普通の日記

2018-01-01から1年間の記事一覧

あの子とわたしのドラマ

ひとりひとりの人生にはドラマがあるって、幼いころに聞いた話を今までずっと信じてきたけれど、そのころはまだ、一つ一つのドラマの価値に格差があるなんて知らなかった。あの子のドラマとわたしの人生のドラマだったら、きっと誰もが彼女のドラマを選ぶの…

たいせつ

受験が終わって、ずっと行きたかった第1志望校に合格できた。好きなアーティストのライブも、展示会も、観たい映画も、全部我慢してたくさんの時間を費やして、闇雲に進み歩いた結果だったから本当に嬉しかった。 それでも、担任の先生への結果の報告を1日遅…

「ふつう」という名の呪い

親の金で生きているわたしに、社会のことなんてなにひとつ、これっぽちも分からない。 親の金でCDを買って、ライブに行って、洋服を買って、友達と外食をして、なんでもかんでも買ってもらう。 自慢ではなくて、わたしは多分まだほんとうの苦しみを知らない…

0.02mmの

たまに、というか常に、自分と世界の間に薄い膜がある感覚に陥る。現実から乖離した場所で1人で佇んでいる気持ちになる。日光を浴びても生きている心地がしない。 やらなくちゃいけないことだってたくさんあるのに、全部後回しにしてる。目の前のことしか考…

へたくそ

あなたの長所は?と聞かれて答えられないままヘラヘラ笑ってた自分が死ぬほど嫌い。でもどれだけ頭をひねっても、その答えは出てこなくて、食べる事と寝ることくらいしか思い浮かばなくて家に帰って1人で泣いた。 自分を好きになる方法がよく分からなくて、…